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田舎移住はうつ病やこころが折れそうになってる人が立ち直る要素がいっぱいあるなぁと感じたのでまとめてみました。


1.生きていくためのお金があんまりいらない

あなたが働いている理由はなんですか?
…え?生きていくのにお金がいるから?って?

たしかに都会だと
生きていくために必要なお金の最低ラインが高い

一生懸命働かないといけない

なかなかこころとからだが休まらない

うつ病が治らないor悪化

治らないけど働かないと生きていけない
(以下無限ループ)

から抜け出すことは難しそう。
でも!田舎は生きていくためのお金がそんなにいらないんですよ。
家賃は安いし、食料は食べきれないほどもらえる(もしくはそこらへんに生えてる)し
電気・水道・ガスの代替になるもの(薪とか山水とか)がそこらへんにころがってるし…

田舎に行けば生きていくために必死こいて働かないといけない状態から抜け出せます。
時間に余裕ができれば、こころにも余裕ができます。


2.自然が近い!空気がきれい!

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…いやぶっちゃけ東京とかって歩いてると急に変なにおいとかしません?笑
どうでもいいんですけど、私むだに嗅覚がいいんですよ。
芳香剤の匂いとかで気持ち悪くなるタイプ。
電車でバラの香りとかさせてる人とかまじで勘弁してくれ!って感じ。笑

都会は得体のしれない匂いに翻弄されるリスクがありますが、
田舎はそういうの全くない!
あ。この季節だときんもくせいが咲いてたりします。きんもくせいの香りがふわってすると癒されますよね。

生活の中に自然を感じられるのもいいですよね。
山の様子とか田んぼとか。見てると、「あぁ。私が落ち込んでても今日も自然は生き生きしてるなぁ。」とか思ったり。
ずーっと悩んでたこととか、「どうでもいいことなんだよ。」って気づかせてくれたり。
そういうパワーというか、心の余裕をくれると思うんですよね。


3.食事が健康的になる

さっき食料がもらえるって話しましたが、もらえる物ってだいたい
野菜どーーーん!!!
とかだったりするんですよね。笑

間違ってもマックとか回ってきません。笑
っていうかチェーン店自体あんまりなかったり。

ファミレスはない。コンビニもない。スーパー行ってもお惣菜はほとんどない。
けど野菜と鹿肉は家にある!!(昨日もらったやつ)
なんて状況が発生するわけです。
はい。必然的にジャンクフードや菓子パン、化学調味料いっぱいのお惣菜とは疎遠になれます。
(この意味で摂食障害の人も田舎に移住はオススメ。)

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野菜切って炒めるぐらいの料理スキルがあれば問題ないです。だって素材が美味しいんですもの!
時々、地域の人がすでに料理されたものを持ってきてくれるなんてスペシャルもおこります。笑


4.隣人=知り合いになる

都会で一人暮らししてると、ナチュラルに『会社や学校以外に知り合いがいない』ですよね。
隣に住んでる人が男なのか女なのかもわからないって人いません?

自分が熱でぶっ倒れてて家から3日間まるまる出ていなくても誰にも気づいてもらえない…なんてことがふつーにありえますよね。こわっ!

田舎だとまずそういうことはありえません。人との距離が近いので、若い人が一人で移住してきたら完全に周りの人は『本当の子ども・孫』のように面倒をみてくれます。
いざとなったらすぐに頼れるひとがいるのって大事ですよね。だっていつ体調崩すかわかんないし。うつっぽかったら。
周囲に頼れる人が誰もいない環境よりも、温かく見守ってくれる人がいっぱいいる環境の方が、うつ病の人にはいいと思います。うつっぽい時は人と話すだけで救われたりしますし。近所のおばあちゃんとのんびりおしゃべりしましょう。


5.人ごみに立ち向かわなくていい

私人ごみが苦手なんです…なんというか怖いんです。笑
なんか人からどう思われてるのかとか気になってしまう時があって。
前から向かってくる人から「変なやつだ」とか思われてたらどうしよう!とか勝手に考えてストレスたまっちゃうんです。笑 完全に自分のせいなんですけどね。

ここ最近はずーっと大学の研究室に引きこもってるんで、たまーに大学の売店とか行くと人の多さにおどおどします。笑 
前からきゃぴきゃぴした女子大生軍団とか来ると勘弁してくれ!ってなります。えぇ自分も女子大生なんですけどね。おかしいなぁ…。笑

でもそういう『軽度対人恐怖症』みたいな人って意外と多いと思うんです!
特にうつ病で自分に自信なかったりすると、勝手にすべての自然現象を自分のせいにしちゃったり。

結論、「いーやいやいやいや!誰もそんなにあなたのこと気にしてないから!笑 そんなに申し訳なさそうに生きられても逆に迷惑だから!もっと傲慢に生きろ!!!!」
ってことなんですけど、うつっぽくなってる人に『もっとポジティブに!』とか言ってもすぐには変えられないわけです。そんなこと本人が一番よくわかってる。骨の髄まで。でも変えられないからうつ病なんです。

だからこそ!環境の方を変えましょう!
田舎は人ごみとかありません!そもそも人があんまり歩いてなかったりします。笑 みんな車移動だし。
『人の目が気になる』んだったら『人の目がないところ』に行けばいいんです。一瞬でハッピーになれます。

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このメリットはあんまり語られてないんですけど、結構大事だと思うんですよね。今回この記事書いた理由はこのことを書きたかったから感ある。


下見はしっかりしましょう。場所によります。

うつ病の人はとりあえず田舎でのんびり休養しましょう!
と思うわけですが、だからといって『どこでもいいからとりあえずド田舎に行け!すぐ行け!』
とは言ってません。

田舎といっても場所によってほんっといろいろ。
自然の多さ、空気のきれいさはどこでも変わりませんが、やっぱり大きく変わるのは『その土地にどんな人たちが住んでいるのか』だと思います。
間違っても、よそものを受け付けないような排他的な田舎に行ってはいけません。うつ病悪化するからね!
私は最近気づいたんですけど、県民性とか地域によっての人の性格の違いってほんとにあるんだな~と思って。沖縄には『うちな~タイム』があるっていうのはよく言いますが、それ以外の県・地域でもありますね。
私が最近行った高知・嶺北の田舎は、私の地元よりもずーっと『ひとなつっこくて、おおざっぱ(というかもはやてきとー笑)』な人ばっかりでした。私はほおっておくとなんでもド真面目にやっちゃう人間なのでそれぐらいゆるい人に囲まれた方がゆる~く生きられるようになっていいかも!

私はうつ病の人にはこんな田舎がオススメです!
・移住者が増えている田舎(外の人を受け入れることに慣れている地域)
・ゆる~くてきと~な地域性をもっているところ(うつ病の人はまじめすぎて自分をがんじがらめにしている場合が多いので)
・くっそ寒い地域はやめましょう(冬季うつとかあるし)
・雨が少ないとなおよし(低気圧で片頭痛とかおこる人は特に)

とりあえず移住してみたい地域は短期滞在してみて、地元の人や気候が自分に合っているのかを確認しましょう。短期っていっても一泊二日とかじゃなくて、できたら移住促進住宅とか探して一週間から一ヶ月ぐらいで。

自分で『住む』前提で滞在するのと、『知り合いの家にお客様状態』で滞在するのはぜーんぜん違うからね!
私も田舎にインターンで行って、自力でその地域に『住んでみて』はじめて見えたこととかいっぱいありました。

外から地域のことを調べていてもわからないことが短期滞在してみて初めて見えてきます。


1.生きていくためのお金があんまりいらない
2.自然が近い!空気がきれい!
3.食事が健康的になる
4.隣人=知り合いになる
5.人ごみに立ち向かわなくていい

田舎はうつ病の人が再生するポテンシャルにあふれてますね。とりあえず苦しむ前に環境を変えてみましょう。

こちらの記事もあわせてどうぞ。私はやっぱりこころのことに興味があるみたいです。
これからの社会を生きていく全ての人に『留年について(京都大学)』を読んでほしい。
『留年について(京都大学)』に関するみんなの言葉
自分と一番の友達になるということ。
 

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